屋根葺き替え、カバー工法の長所と短所

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カバー工法とは既存の屋根材の上からそ   のまま新しい屋根を葺いてしまう工法です。

所謂二重屋根にしてしまう工法です。

この工法のメリットとしてはまず廃材処理に係る費用を削減できるという事です。

 

建物の新築時期により(特にアスベストを含む屋根材の場合)廃材の撤去・処理に係る費用は年々高くなってきています。

既存の屋根をそのまま生かすカバー工法はある意味環境にも優しい屋根リフォームと言えるでしょう。

また、工期が短いというメリットもあります。

新しい屋根だけを設置するわけですから一日の工期で終わる場合もあります。

但し、カバー工法で気を付けなければならない点として住宅自体のバランスが悪くなるという事です。

屋根が二重になる為に重心が高くなり建物全体としてのバランスは悪くなります。

特に311の震災以降は屋根を軽くして地震に備える動きが大きくなっています。

既存の屋根がスレートや金属系の軽い屋根であれば大きな影響はありませんが瓦屋根の上にカバー工法というのはお勧めできません。

また、もう一つのデメリットとして、太陽光発電ソーラーパネルの設置が出来なくなる可能性があるという事です。

これは、屋根が二重になる為にソーラーパネルを設置する際の下地が無くなってしまう事が大きな理由です。

これから先太陽光発電の導入を検討するのであれば施工会社としっかり相談した方が良いでしよう。


         ご相談、下見は無料です。



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